サッカー強国セネガルの真実

浸食

6月25日、0:00(日本時間)に、2018FIFA World Cup RussiaのGroup Hで、日本は第2戦に西アフリカに位置するセネガル共和国と対戦したのはみなさんの記憶にも新しいでしょう。

そのセネガルについて我々日本人は普段あまり耳にしないと思います。そこで、今回はセネガルの災害事情に注目してみようと思います。

海岸浸食

セネガルは例年、海岸浸食や洪水被害に悩まされています。

まず、最初に海岸浸食についてお伝えしていきます。

セネガルでは大半の経済活動が首都のダカールで行われているため、過度の人口集中によう建設ブームが起こりました。その結果、砂浜や砂丘から多くの砂が取り去られ、波による浸食が進み、大規模な海岸浸食を引き起こしています。

実は海岸浸食は日本も例外ではなく、毎年160haもの国土が失われています。これは東京ドーム約34個分に及びます。これによって遠浅の海岸がなくなることで津波のパワーが弱くならないため、防災上も危険です。この問題の解決に取り組まなければ、地震大国の日本にとってもかなりの被害がでることが予想されます。

洪水

次は洪水による被害についてです。

首都のダカール及び郊外地域では、雨水排水設備の整備がかなり不足しており、雨量が増えると道路、住居、学校などが浸水し、ダカール市民の日常生活に大きく支障をきたしています。また、水に起因するマラリアを始めとする複数の疾病も発生しています。

2009年の雨季における洪水の被害層がダカール郊外部の経済に最も貧困な層に集中しており、年間所得の約14%もの損失を与えたものと推計されています。被害総額は「洪水被災復旧ニーズ評価」調査によれば、約1億USドルと試算される被害がでたと報告されています。洪水問題への対策は早急に必要です。

中には、「12ヶ月中10ヶ月は水没している」と訴える人もいるほどです。

この状況をみた日本は実際にセネガル共和国に対して、「気候変動による自然災害対処能力向上計画」によって調達された救急車両25台及び関連機材(合計約2.89億円)を提供するなど、インフラ整備にも協力しています。

Opinion

これから人口が増加し、様々な国からの支援を受けているアフリカ諸国の成長に期待し、投資をすることは日本にとっても有益ななことだと私は思います。