新燃岳の噴火が魔の連鎖への引き金か

火山
What's up
  • 霧島連山の地下に超巨大マグマを発見
  • 巨大地震が起これば日本が存亡の危機に!?
  • 魔の連鎖の始まりか?

霧島連山とは

九州南部の宮崎県と鹿児島県県境付近に広がる火山群の総称であり、国内有数の火山帯である。火山独特の地形と景観があり、周囲には多数の温泉もあることによって、全国から観光客が訪れ、映画や小説、漫画などにも取り上げられている。有史以前も噴火を繰り返す活火山であり、特に新燃岳と御鉢(おはち)では現在も活発な火山活動が続いている。

新燃岳噴火

3月6日に新燃岳で爆発的噴火が起こり、4月5日には火口から約8000mの高さまで噴煙が上がった。新燃岳の噴火は2011年から断続的に続いており、今回の噴火から現在も活発な噴火活動が続いている。また、東京都の南方に位置する硫黄島も4月19日に約250年ぶりに噴火している。これは世界中で最近起こっている地震と関係があるのだろうか。

霧島連山の地下に巨大マグマが存在

霧島連山の地下に巨大マグマが存在することが発表された。この発表は気象庁の気象研究所、東京大学、京都大学の研究グループの共同研究によるものだ。この巨大マグマは幅最大約15㎞、厚さ約5㎞にも及ぶ。

一般的なマグマのイメージとはドロドロした液体だが、現在の火山学では、マグマはほとんどが固体で、その周りを少量の液体で構成していると定義している。固体の部分は「マッシュ」と呼ばれ、粥(かゆ)のような状態になっている。

今回発表されたマグマには約1%の液体が存在し、その数分の1が噴出するだけで、東京ドーム約1300個分にになると言われている。

もし九州南部で大地震が起きれば

もし九州南部で大きな地震が起これば、火山がさらなる爆発を起こし、火砕流(かさいりゅう)によって、九州全土に大きな被害をもたらす可能性がある。また、もし原子力発電所が火砕流によって爆発すれば国が存亡の危機に陥ってしまうかもしれないとも言われている。

魔の連鎖の始まりとは?

記憶に新しく、2011年1月に新燃岳では噴火が起こっていた。その約2か月後に東日本大震災が起こった。新燃岳はユーラシアプレート上にあり、それに対して東日本大震災の震源はオホーツクプレート上にあり、プレートが違っていて因果関係はないように思える。しかし、霧島連山の噴火の数か月後に、オホーツクプレート上で大地震や大噴火が起こるケースが数多く見られる。過去に東日本大震災を含め、11回も起こっており、理由は不明だが何らかの因果関係があると言っても不思議ではない。このことから今回の新燃岳噴火の数か月後、大地震が起こる可能性がないとは言い切れない。

Opinion

今回の噴火から本当に数か月後にオホーツクプレート上で大地震、大噴火が起こるかは誰にもわからない。ただそうならないことを願うばかりだ。今後専門家を交えて、これに対する見解を述べていこうと思う。